若いのにいーっつも気を使ってくれるマヤちゃんと、彼女の無二の親友で今夏ママになるマイちゃん2人が、「グンジ家ちょっとお料理教室」の開催を記念して、お酒を3種持って来てくれた。グンジ家主人が無類の酒好き(すぐ酔っぱらって寝てしまうんですが)を知っていての、この上なくうれしい贈り物でした。この3酒、どれも日本とイタリアの地方色濃い珍しいお酒ってのが全身シビれます! いつもありがとうね。
●兵庫県淡路島・都美人酒造の「大吟醸・凛美」
まったくベタつきのないやや辛口の、こんなさわやかな大吟醸、飲んだことなかったよ。旨い! この酒を作っている淡路島の都美人酒造では、「天秤搾り」という手間ひまのかかった昔ながらの手法でお酒を搾っているそうです(詳しくはhttp://www.miyakobijin.co.jp/)。酒蔵の見学もできるらしいので、今度夫婦で日本に帰った時、瀬戸大橋を渡ってこの酒造に行き、酒樽の中に飛び込んでこようと思います。
旦那は「香川県の酒『凱陣』を飲んで以来の感動だ」と、瓶を抱え込み、私にグビグビ呑まれるのを恐れて蓋をきっちりと親指で押さえつけたポーズで、味わっておりました。
●大分県日田市・老松酒造の「麦焼酎・麹屋伝兵衛」
日本酒と一緒に焼酎ももらいました。この「麦焼酎・麹屋伝兵衛」は、老舗酒造のまろやかな味わいの逸品として焼酎好きに評判の高いお酒で、噂はかねがね聞いてました。それがニューヨークで飲めるなんて最高っす! もちろんロックでいかしてもらいます。
●イタリア・ヴェネツィア・ジュリア州の「ダミヤン」
お父さんが食堂を経営していたことがきっかけでワイン造りの世界に 入ったダミヤン・ポドヴェルシッチ氏の赤ワインです。彼のワイナリーはフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州(Friuli-Venezia Giulia)という、オーストリアとスロベニアに隣接する国境にある特別自治州にあるそうだ。この辺り、イタリア統一前はオーストリアに帰属していたそうで、今でも住民は、イタリア語とドイツ語を話す人が多いんだって。白ワインが主流のダミアンでですが、赤もイケてます。フルーティーで軽い味わいなので、今晩のおかず「ひらめのコロッケ」との相性もバッチリでしたよー。ごちそうさまー。