こちらでも柿、あります。パーシモン(persimmon)って呼びます。イスラエル産のものだけは、シャロンフルーツ(Sharon Fruit)と呼ぶんだそうです。アメリカではインディアンの時代から干して保存食として食べていたという歴史がある果物だとか。2種類あるんんですが、涙型のものは涙が出ます。渋いんです。こいつぁー、甘くなるまで待ちましょう。早く食べたい人は、アルコール類に漬けて密封しておくとか、お風呂程度の温度のお湯に漬けておくって手もありますよね。今日買ったものは、一般のマーケットに出ているカリフォルニア産の富有柿。FUYUとラベルが付いている、四角をつぶしたような形の種無しです。こちらにはパーシモンプディングっていう蒸しケーキがあるんですが、最近あんまり見ないなぁ。どなたか作ってみてちょーだいな。うちでは、簡単なお酒のおつまみをこのシーズンに作ります。こりゃ、おばんざいじゃないかっ。まぁ、気にしないでください。御飯に合うとは思えませんが、お酒には合う季節の一品です。柿の中身をくり貫いて作ってみました。
作り方は超簡単。柿、くり貫いてサイコロに切って、わさび醤油で和えるだけ。茹でたさやえんどうの千切りをちょっと散らして。柿と山葵醤油、ものすごーくいい感じで合うんです。固めの柿を選ぶことと、きちんと大きさを揃えたサイコロに切るってのがポイントかな。これは、会席料理なんかでこの季節に出てくるもので、母から教わったもの。