今日の日替わりお魚サラダは、小魚「スペアリング」をビール入りの衣で揚げたフリッターの温サラダ。
材料はいつもと共通、ほんわかカレー味のカリフラワー、揚げ茄子、チャイブ、玉葱。この小魚は私にとっちゃぁ、ヒラメ釣りの時の餌っていうイメージがある。もちろん人間様も食べれる魚で、うちの近所のグリークレストランじゃこの魚の唐揚げが定番メニューに入っている。あっさりと上品な味で天麩羅など揚げものにすると旨いんです。魚屋にも、たまにきれいなピチピチしたのが入っていて、あっと言う間に売り切れる人気の魚です。今日もきれいなのが入っていたんで、少しばかし購入。水気をよく切って粉をはたいてから衣をつけて揚げるわけだが、ちょっと衣を溶く時にビールを入れるとふわっと揚がる。レモンをしっかりかけて、他の野菜と一緒に。
こちらで釣りをする人はご存知だと思うが、この魚、人間が食べるっていうより、ヒラメ釣りの餌っていう方がピンとくるんじゃないかなぁ。この魚ってなんなのと前々から疑問だったのでちょっと調べてみた。
正式な名前は Atlantic silverside 。ニューヨークでは、スペアリング(spearing)と呼ばれている。学術名はMenidia menidia。これは日本ではトウゴロイワシを指すようだ。ただ太平洋のものじゃなくて、こちらは大西洋産。若干違いがあるんだろうな。イワシと名がついているが、どちらかといえばボラに近いんだそうだ。ほらっ、ボラ。