「あぁ、今年は船からの鮃釣りに行かなかったなぁ」と思いつつ、飲茶屋の水槽をぼーっと見ていたら、大量のピチピチのブラックフィッシュがバシャバシャしぶきを上げて、水槽に放り込まれていた。「それって、アタシに、今秋はブラック釣りに行けってことよね」と一人うなずいてしまった。
最近、臓物煮込みカート担当のおばさんが変わり、カントニーズを話す、どうみてもプロレスラーにしか見えないおばちゃんになり、やたらと大根を入れるので、食べるのが大変だ。押しの強いおばちゃんで、注文しないとカートを動かしてくれず、ずっとこちらの目を見て、「これどーだ、あれどーだ」と勧める。そのおばちゃんが私達のテーブルの近くに来ると、夫婦でちょっとびびっている。