母と電話をしていて「今日のそちらの晩御飯はな〜に?」と問うと、「マンバの炊いたん」という返事。香川県には「マンバ」というアクの強いゴツゴツした菜があり、それをお揚げや鶏肉やいりこ、お豆腐と一緒に炊いた「マンバのけんちゃん」という郷土料理がある。よく食べた。「いいねぇ、美味しそうやねぇ」と言って電話を切った後、やたらとこれが食べたくなり……、こちら流で作り、晩御飯の一品に。まっ、マンバなるものはないので、代用はスイスチャード。日本語でいうと「不断草」というやつ。ザク切りにして油で炒めて、お豆腐を入れも一度炒め、粉末のいりこ出汁で味を整えて、最後に卵を落とす。今日のはとても母の味に近いものができた。かなりうれしい。
あと3品、今日の主食は冷凍庫に眠っていた………
日本のアナゴ。まず温めて、その後バーナーで丁寧に炙り焼きに。4つに切ってワサビ醤油で食べる。
こちらは貰いものの〆サバ。こうやってレモンに詰めると味が爽やかになる気がする。これもワサビ醤油で。
緑色の具合がきれい過ぎて思わずひと握りだけ買ったストリングビーンズ。茹でて、たっぷりの摺胡麻と出汁醤油ちょいと、マヨネーズちょいとで和えた。