夜明けで起きたもんの、昨日からの強風が止まず、裏の池での釣りは無理ともう一度寝て、8時起床。
諦め切れずにマヤちゃんと竿を担いで池に行ったが、やはり風でお話にならず断念。また今度。
勝手に2人でコーヒーを飲んでたら、トモさんも起きてきて「農家に卵買いに行く」というので便乗。3人娘(もしくは3人婆)で20分ほどドライブ。
羊が先月生まれたらしく見せてもらう。
いかん、かわい過ぎる。声が裏声になる。
こんなに真近で生きた羊達を見た事なかった。アストリアではさんざん、肉屋の店頭で皮を剥かれてぶら下がってるのは見ているが。
ほんまに「メイメイ」鳴いていた。可愛いメイッ、おっさんのダミ声のメ〜〜ェ、メイメイにもいろいろあることを知った。
この羊達は、イースター前に出荷される。こういうのを見ると「食」というものの厳しさ、残酷さを考えずにはいかなくなるが、私はこれからも魚や肉は食べるので、どうやこうやは言えないし、言う気もない。
ここんちの猫が遊んで遊んでと私の後ろを着いて来る。これもかわいい。うちの猫は年をとっているので、もうあんまり遊んで遊んでとは言ってくれず、一日中寝ているので、なおさらおばさん心をくすぐる猫であった。
ここのおじさんとおばさんが、ここで採れた野菜や肉なんかを売る小屋だ。「冬なんで何にもないのよ」と言われたが、そんなことはない、あるある、冬、いや春先らしいもんが。
真ん丸のニンニク「エレファントガーリック」というもの。初めて見た。これは面白いそうだ。
手前はセルリアック、そして朱色のビーツ。これも面白い。
冷蔵庫の中。羊小屋の横のにわとり小屋で産み落とされたお目当ての卵。パーッケージは、ここに買い物に来る人が一度スーパーなんかで買った卵の箱を持ち寄ったものなんだそうだ。再利用ってことです。
感動したのは、日本の野菜達が今ここで育っていることだ。試作の段階なんだそうだが、少しずついろんな種類が芽を出し初めていた。